交流高電界殺菌HEF-ACHight Electric Field Alternating Current
交流高電界殺菌(HEF-AC)とは
当社のジュール加熱技術を応用し、食品を連続的に交流高電界装置に通過させながら、高電圧を印加することで微生物に損傷を与え、高電界効果とジュール熱による発熱を利用した殺菌技術です。
「農研機構」「ポッカサッポロフード&ビバレッジ社」「フロンティアエンジニアリング社」3社で共同開発した殺菌技術です。
交流高電界殺菌装置
高い殺菌効果
電界効果により、通常の熱殺菌と比較して1/30の熱履歴でも高い殺菌効果が得られます。
熱ダメージ低減
極めて速く、0.1秒以下で瞬間的に温度上昇ができるため熱による変色、加熱臭、機能成分の損失など、品質劣化を防ぐことができます。
対象品
- 果汁飲料
- 飲料
- 乳飲料
- 茶系飲料
- 牛乳
- クリーム
- 飲料水
- 他低粘性液体食品
システムフロー(飲料系)
交流高電界殺菌技術 HEF-AC 各会からの受賞及び紹介
- 2008年日本食品工学会 奨励賞
- 2014年安藤百福賞 優秀賞
- 2015年農芸化学技術賞
- 2015年ミラノ国際博覧会日本館 「安心・安全な食の提供」で紹介
- 2015年日本果実協会技術賞